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写真撮影のテクニック

写真の良し悪しはお部屋探しサイトに掲載した時、賃料の次に問い合わせ数に大きな影響を及ぼします。賃貸募集を行う際、ほとんどの大家さんが不動産会社に募集を依頼します。その後、募集を受託した不動産会社は以下のような方法で賃貸募集を行います。

 

①募集図面(マイソク)を作って賃貸仲介業者にFAX・メール等で情報を送る
②不動産業者用の流通サイト「レインズ」に登録する
③自社ホームページに掲載する
④ホームズ、SUUMO、アットホームなどの入居者募集サイトに登録する
⑤見込み客へ情報を送る

 

上記①②を見た不動産業者や③④⑤を見たお部屋探しの方は良さそうな物件に目星を付け、不動産オーナー様から依頼を受けて募集している不動産会社に問い合わせをするのですが、「良さそう」と思うか否かに大きく影響するのが写真です。

写真がなく間取りだけ、あっても建物の外観や物件周辺の施設だけというのは、条件が他に募集されている競合物件と比べて余程良くない限り、問い合わせは少なくなってしまいます。なぜなら「ホームステージング」の項目でもお伝えした通り、”生活”のイメージが湧かないからです。

また、写真を撮影して多く掲載することは大事なのですが、写真のクオリティが低いとかえって「なんかピンと来ない」と逆効果になる可能性もあります。写真撮影はポイントを押さえて、見た方が「なんか良さそう!」と思えるクオリティを実現して、初めて大きな効果が得られるのです。

 

では、「押さえるべきポイント」とは何でしょうか?

①縦・横ライン

②露出

③彩度

④広角レンズ

⑤ホームステージング

の5つです。

 

では、順番に見ていきましょう。

 

①縦・横ライン

まずは失敗例が以下となります。

あまり複雑になるといけないので、ただカメラを斜めにして撮影したものです。人というのはバランスを保とうとする生き物なので、バランスの悪いものを見るとあまり気持ちのいい感じがしません。縦・横ラインを合わせるとこのようになります。

試しに赤線を入れてみましょう。

バランスが整いましたね。

このようになるべくは部屋の中心から縦・横ラインを合わせるように撮影するとお部屋が魅力的に写ります。そのためには安価なもので構いませんので、三脚があった方が微調整が出来るので合わせやすくなります。

 

また、状況によっては部屋の中心からではなく、四角のどこか隅っこから撮影する場合は、近い方から遠い方に向けて必ず横のラインは斜めになります。その場合は【縦ライン】だけは必ず合わせるようにすればバランスが良くなります。

実はこの縦・横ラインを合わせるのは最初の壁となり、【水平・垂直】でないと実現できないので、カメラ本体の向きが水平ラインから少し上下、垂直ラインから少し左右に向きが変わるだけでラインが合わなくなりますので注意が必要です。

 

また、写真の中で「床の写る面積」を多くすると、全体のバランスは少し悪くなりますが部屋を広く見せることができます。

しかし、上の写真だと暗い印象なので、次に「露出」を調整します。

 

 

②露出

露出はなるべく現場でカメラの設定を整えるようにしますが、持ち帰ってパソコンで確認すると案外暗く感じることがあります。その際には、編集ソフトで「輝度」や「露出」を上げて適度な明るさに調整しましょう。

ちなみに、私が使用している編集ソフトはインターネットで無料ダウンロードできる「PhotoScape」というものです。

少しお部屋の印象が明るくなりましたね。もう少し明るくしても問題ないのですが、あまり明るくしすぎると不自然になってしまうので、やりすぎないように注意します。

しかし、この写真だと少し寂しい印象を抱きやすくなるため、もう少し温かみを入れたいと思います。その際に調整するのが「彩度」です。

 

 

③彩度

「彩度」を少し上げると、このようにそれぞれの色味が強調されて、フローリングの温かみが増します。

そして、この「彩度」は水回りの写真でとても威力を発揮します。例えば、以下の写真をご覧ください。

左の写真を見ると、古くて汚いイメージを抱く方が多く、結果的に問い合わせ数の減少に影響していきます。誤解のないようお伝えしておくと、実際に現地で見ると、写真で見るイメージよりも格段に良いです。確かに元々クリーム色だったユニットバスは使用年数が長引くほど黄ばみが強くなっていきますが、このように極端に黄ばみが目立つ最大の要因は「設置されている電球の色」です。

多くのバスルームやトイレには「電球色」の電球が設置されており、実際に生活する上ではオレンジ色の温かみのある色合いが安心感やリラックスを与えてくれます。しかし、写真で撮影するとオレンジ色の色味が強調されてしまい、左の写真のように表現されてしまいます。

私が現地で撮影する際は基本的に白色の「昼白色」の電球を持参し、交換してから撮影を行いますが、LEDダウンライトや口金サイズが異なる現場だった場合はそのまま撮影し、上記のように加工を行います。

 

このように、「彩度」は色味の強さを調整するものになりますので、フローリングの色などを強調する場合は上げて、黄ばみなどを減らして白く見せるためには下げることで、写真を見た時の印象を変えることができます。「彩度」を調整する上でのポイントは、水回りは彩度を下げて、居室やリビングなどは彩度を上げることで魅力的な写真に仕上げることができます。

 

 

④広角レンズ

「縦・横ライン」「露出」「彩度」まではどのカメラを使用しても大体実施できるのですが、「広角レンズ」の使用有無は写真を見た方の印象に大きく影響します。例えば、先ほどまで例として出てきた写真を全く同じ場所から広角レンズの使用に切り替えると、このような写真になります。(全体のバランスを考慮して高さは少し上げています。)

全く広さのイメージが変わりますね。先ほどの写真と比較できるよう赤線の枠を入れると、以下のように全体を写せていることが分かります。

広角レンズの使用有無は寝室やリビングでも大きく変わりますが、特に大きな影響となるのは、やはりトイレやバスルーム、洗面所といった「水回り」です。スペースが狭く、あまり引いて撮影しようとすると扉の枠が邪魔をしてスペース内があまり写らなくなるので、印象が全く変わります。

最近のスマートフォンではカメラに広角機能が備わってきていますが、広角にすると写真の端の方が丸く歪んでしまうため、歪み補正機能の付いているカメラを別途用意することをオススメしています。

 

参考までに、私の使用している機材を紹介します。カメラは高額なものだと機能も充実し画質も更に良くなりますが、このくらいの一眼レフカメラと広角レンズがあれば充分魅力的な写真は撮影できると思います。

カメラ:Nikon デジタル一眼レフカメラ D5600

レンズ:Nikon 広角ズームレンズ AF-P DX NIKKOR 10-20mm f/4.5-5.6G VR

 

 

⑤ホームステージング

前回お伝えした「ホームステージング」は写真撮影でも威力を発揮します。お部屋の殺風景な状態から生活イメージの湧きやすい状態に変わり、写真撮影した際にも彩りが加えられるのでお部屋自体の写る色合いにも変化が生じます。

変化が分かりやすいように単身用の物件を例として挙げていますが、2LDKや3LDKなどのファミリー世帯がターゲットの物件や新築・フルリフォーム・リノベーションなどの物件では特に威力を発揮します。新築分譲マンションの販売では必ず専用ホームページにはホームステージングを施された写真が掲載され、モデルルームでもホームステージングが実施されている理由はお分かりになると思います。

 


以上の5つに気を付けるだけで、写真は見違えるほど綺麗になります。

その他、撮影するタイミングはなるべく「窓から日光が差し込まない時(曇りの日や東向きの物件は午前中を避けるなど)」を選ぶ、写真を確認して余分な部分は「トリミング」する、外観写真は物件によって夕方や夜など暗くなってから撮影するなど、様々なテクニックがあります。

私が入居者募集サイトや募集図面に使用する写真を撮影する際は、このようなポイントを押さえ、更に様々なテクニックを駆使して早期成約を実現できるように努めています。不動産管理会社の多くは普通のデジカメで撮影し、撮影スキルも学んだ訳ではないため、雑に撮影されているケースが散見されます。

ちなみに、事例として出てきた物件の別部屋を他社が撮影してインターネットの掲載していた写真がこちらです。


とても同じ部屋とは思えないと思います。もちろん賃貸管理会社を信頼することは重要ですが、どのような写真をどのように利用して賃貸募集を行っているかを確認することはもっと重要です。

写真撮影はとても奥が深く、良い写真を求めれば求めるほど様々な知識や経験が必要となります。まずは以上のポイントを押さえるだけでも入居者募集において充分な効果が得られます。

 

ご愛読いただきありがとうございました。

 

 

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